Rev. Demian Dunkley会長説教-2026-07-26
2026-07-26-説教 要約
デミアン・ダンクリー北米大陸会長
■ 導入
皆様に想像していただきたいことがあります。時は1919年の韓国。一人の祖母、チョ・ウォンモ(趙元模)様が、五歳の娘を背負い、独立を求める群衆の中へと歩み出ていった場面を思い描いてください。
■ 一人の祖母、二つの時代
1919年、日本の統治下にあった韓国で、チョ・ウォンモお祖母様は娘を背負い、非合法とされた韓国の旗を掲げる群衆の中へ身を投じました。1945年の解放の日にも、同じお祖母様が今度は二歳の孫娘――のちのホーリーマザー・ハンとなられる方――を背負い、再び歓喜の声をあげました。その時々の直後の結末を誰も知らなかったにもかかわらず、二回とも、自分たちがより大きな、天の父母様の物語の一部であることを感じ取っていたはずです。
■ 38度線を越えて
六歳になられたお母様が、38度線の無人地帯を、北から南へと命懸けで越えられた出来事――それは、おばあさんは歴史を知っていて、子どもであったお母様は背負う者――おばあさん――を信頼していたということです。
■ 現在の裁判と、より大きな物語
今、お母様は韓国で拘束され、裁判にかけられておられます。しかし歴史はこの裁判で始まったのでも終わるのでもなく、天は幾千年という規模で物語を見つめておられるのだと知っています。お母様が恐れておられないのは、六歳の時に銃口を前にしても恐れなかった方だからです。
■ 天の父母様の夢と人間の堕落
天の父母様の物語の根源には、家庭を築き、血統を通して喜びを分かち合うという美しい夢があったのです。しかし最初の人間の家庭は、天の父母様への信頼を失い、種と胎が堕落したことで、すべての世代が「遺伝性の病」――原罪――を負って生まれることになったのです。
■ 救い主を送る備えとイエス様
天の父母様は、その病を癒す「医者」を送ろうと切望され、イスラエルの民を通して4千年の歴史を備えられた末に、イエス様がお生まれになりました。しかし人々は、書かれた御言にとらわれるあまり、また「自分がその時代に生まれ合わせるはずがない」という思い込みのゆえに、目の前の生ける御言であるイエス様を認識できなかったのです。イエス様は堕落していない種を宿しておられましたが、それを受け入れる「苑」、すなわち胎がまだ現れていなかったため、十字架の道を歩まれることになりました。
■ 1960年の聖婚式と勝利の回復
2千年の時を経て、天の父母様は真のお父様と真のお母様をお立てになり、1960年の聖婚式によって種と胎、祝福、そして血統が復帰されました。これは人類の歴史上、初めて実現した天の父母様のご家庭です。
■ 初期食口たちの犠牲と、私たちが受け継ぐもの
真の父母様に従った初期の食口たちが、学業やキャリア、家族の安心を捨ててまで、この小さく質素な場所に集って信仰を全うしました。そして、私たちが受け継いだのは単なる組織や教えではなく、祝福そのもの、天の父母様の血統そのものなのです。
■ 私たちは何者か
建物も組織も認可もなくなったとき、私たちに残るものこそが、私たちのアイデンティティであるのです。私たちは天の父母様の子女であり、その事実は、いかなる国家や法律によっても損なわれることがないです。
■ 締めくくりの祈り
最後に、お母様の裁判の行方にかかわらず、天の父母様が私たちと共におられ、勝利はすでに勝ち取られています。そして皆で、真のお父様と真のお母様への忠誠と感謝を新たにする祈りを捧げます。